2016年3月25日金曜日

温度変化に強い複合構造定盤(その2)

こんにちは。
 一般に高い精度が要求される定盤には石やセラミックスが使用されますが、定盤が大型になるほどコストアップと重量アップがネックとなります。そこで我々は、コストダウンおよび軽量化を目的として、精度が要求される定盤ガイド面には石を、架台部分には製缶構造を用いた複合構造定盤の開発を行っています。
 今回は、20134月に紹介した「温度変化に強い複合構造定盤」の開発をさらに進め、実機サイズの大型複合構造定盤を製作し、温度変化を与えた際の定盤上面の精度測定の実験結果を紹介します。
◆試験体
 試験体のサイズは石定盤部で1675㎜×400㎜×100㎜(約200㎏)、その下の製缶架台は1800㎜×1600㎜×300㎜(約1700㎏)です。石定盤と製缶架台の間には温度変化に対応できる機構を設けています。
                  写真1 大型複合構造定盤
◆試験結果
 試験体の温度が1℃変化した場合の、石定盤上面の変形量を計測しました。図1に示すように石定盤上面を動くエアスライダの設置エリアを□360㎜の正方形と仮定し、その範囲の平面度の変化量を水準器を用いて計測しました。正方形のエリアを定盤長手方向に移動させて計測した結果が図2のグラフになります。各エリアでの平面度の変化量は1μm程度しかないことがわかりました。
                   図1 平面度の計測エリア

                        図2 各計測エリアの平面度変化量

 石定盤の大型化をお考えでしたら、是非私たちに一度お声がけ下さい。私たちが開発した複合構造定盤により、製造費コストダウンや軽量化が実現できると考えています。私たちの複合構造定盤にご興味のある方は、お気軽に下ボタンをクリックしてお問い合わせください。
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