2016年5月18日水曜日

低振動伝達構造体のご紹介

今回は、低振動伝達構造体について、ご紹介します。

 構造自体の振動低減(高減衰)に加え、床からなどの外部振動を伝達させにくい(低振動伝達)構造です。

まずは動画をご覧ください。低振動伝達構造とノーマル構造の振動波形を比較しております。


video


以下に測定の様子と振動伝達率の測定結果を示します。

低振動伝達構造ではノーマル構造より低周波域で30dB以上の低減効果が見られました。

横河ブリッジの低振動伝達構造は、構造体の足元を工夫することにより実現しております。装置の床からの外部振動などを抑えたい方は、お気軽にお問合せ下さい!

2016年3月25日金曜日

温度変化に強い複合構造定盤(その2)

こんにちは。
 一般に高い精度が要求される定盤には石やセラミックスが使用されますが、定盤が大型になるほどコストアップと重量アップがネックとなります。そこで我々は、コストダウンおよび軽量化を目的として、精度が要求される定盤ガイド面には石を、架台部分には製缶構造を用いた複合構造定盤の開発を行っています。
 今回は、20134月に紹介した「温度変化に強い複合構造定盤」の開発をさらに進め、実機サイズの大型複合構造定盤を製作し、温度変化を与えた際の定盤上面の精度測定の実験結果を紹介します。
◆試験体
 試験体のサイズは石定盤部で1675㎜×400㎜×100㎜(約200㎏)、その下の製缶架台は1800㎜×1600㎜×300㎜(約1700㎏)です。石定盤と製缶架台の間には温度変化に対応できる機構を設けています。
                  写真1 大型複合構造定盤
◆試験結果
 試験体の温度が1℃変化した場合の、石定盤上面の変形量を計測しました。図1に示すように石定盤上面を動くエアスライダの設置エリアを□360㎜の正方形と仮定し、その範囲の平面度の変化量を水準器を用いて計測しました。正方形のエリアを定盤長手方向に移動させて計測した結果が図2のグラフになります。各エリアでの平面度の変化量は1μm程度しかないことがわかりました。
                   図1 平面度の計測エリア

                        図2 各計測エリアの平面度変化量

 石定盤の大型化をお考えでしたら、是非私たちに一度お声がけ下さい。私たちが開発した複合構造定盤により、製造費コストダウンや軽量化が実現できると考えています。私たちの複合構造定盤にご興味のある方は、お気軽に下ボタンをクリックしてお問い合わせください。
https://z109.secure.ne.jp/~z109050/cgi-bin/contact2.html



2016年3月1日火曜日

特集!! 高減衰構造体の最新情報

みなさん、こんにちは。

高減衰構造体の最新情報を集めた『特集リンク集』を開設しました!!

本サイトの『大型精密構造体設計の最新事例紹介』ブログにある高減衰構造体に関する情報がひとまとめになり、より閲覧しやすくなりました。

ご質問やご要望やがございましたら、お気軽にお問合せ下さい!

お問合せはこちらをクリック。


横河ブリッジのホームページがリニューアルいたしました!!

みなさんこんにちは。

本サイトを運営する横河ブリッジ アドバンストエンジニアリング部のホームページがリニューアルいたしました!!

横河ブリッジホームページはこちらをクリック。

横河ブリッジが開発した高減衰構造など技術情報がこれまでより分かりやすく閲覧できます。
ご質問やご要望などもホームページにて承りますので、お気軽にお問合せ下さい!!


2015年4月21日火曜日

高減衰アルミ押出材の開発(その3) アルミ平板の高減衰化

今回は、アルミ平板の高減衰化について、ご紹介します。

 これまでご紹介した「高減衰アルミ押出材」は、市販のアルミ押出材を高減衰化させるというものでしたが、アルミ平板についても同様に高減衰化が可能です。

 まずは、動画をご覧ください。

video

 図-1に、試験体形状と試験体の固有振動解析結果を示します。試験体は、寸法が400×35×800mmのアルミ平板です。

図-1 試験体形状・固有振動解析結果

 下表に、振動試験結果を示します。曲げ振動モードで381倍、ねじれ振動モードで11倍の減衰効果を持つことが分かります。



 横河ブリッジの高減衰アルミ押出材は、市販のアルミ押出材はもちろんのこと、それ以外の形状でも適用が可能です。お使いのアルミ部品が高減衰化可能か検討いたしますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい!




高減衰アルミ押出材の開発(その2) 押出材長さと減衰効果について

今回は、横河ブリッジが開発した「高減衰アルミ押出材」の押出材長さと減衰効果について、ご紹介します。

 図-1に、試験体形状と対象振動モードを示します。アルミ押出材は、エヌアイシ・オートテック(株)製の□45mmを用いました。また、押出材長さは、700mm、1,500mm、2,000mmの3種類としています。

図-1 試験体形状および対象振動モード

 下表に振動試験結果を示します。表に示す通り、いずれの長さの押出材についても、高減衰アルミ押出材がノーマル比で100倍以上の減衰効果を持つことが分かります。




 横河ブリッジの高減衰アルミ押出材は、様々な形状、長さに対して高い減衰効果を持たせることが可能です。お使いのアルミ押出材が高減衰化可能か検討いたしますので、ぜひご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい!

2015年2月4日水曜日

高減衰構造への挑戦(その5) -VS 鋳物- 

こんにちは。
高減衰構造への挑戦シリーズですが、今回が5回目の紹介になります。
読んでいただいている皆様のおかげで、5回目まで続けてこれました。
このまま10回、20回と続けたい意気込みですので、今後ともよろしくお願いします。

これまで、鋼溶接構造高減衰構造化について紹介してきましたが、今回一般的に減衰性能が高いとされる、鋳物構造との比較検討結果のご紹介です。

高減衰構造SS400溶接構造)と鋳物構造FC250)の減衰比を比較しております。


それぞれの試験体の、構造・サイズ・重量・剛性など、可能な限りそろえようとしましたが、
ヤング率がSS400が200GPaに対し、FC250が約120GPaであり、SS4002倍近く高く、そして構造(形状)の都合もあり、SS400が軽量・高剛性・スリムとなった事は、ご了承ください。

減衰比を比較した結果がこちらになります。

1次モードでの減衰比の比較ですが、鋳物構造より我々の高減衰構造は十分に減衰比が高いという結果を得られました。



私たちの高減衰構造製品にご興味のある方、お気楽にお問合せください。 

お問合せはこちらまで。